コロナ収束後の企業研修やイベントの実施に関する意識調査

ホスピタリティエージェントでは、弊社お取引先企業のご担当者様に、コロナ収束後の企業研修や会議などのイベントでの外部会場の利用に関する意識調査を実施しました。

 


【アンケート 実施概要】

対象   | ホスピタリティエージェント顧客(お取引先・営業先)
調査期間 | 2023年5月15日~6月15日
実施方法 | WEBサイトアンケートフォーム
回答者数 | 107名(69社)
設問数  | 8問

 


【アンケート 回答者属性】

業種/回答数/シェア

製薬/28/26.2%、研修会社/15/14.0%、販売・小売/12/11.2%

金融 /9/8.4%、建設/6/5.6%、宿泊・飲食サービス/6/5.6%

IT・情報通信/5/4.7%、食品/5/4.7%、運送/4/3.7%

化学/4/3.7%、製造/4/3.7%、人材サービス/3/2.8%

医療・福祉/2/1.9%、娯楽・レジャー/2/1.9%、学校・教育/1/0.9%

不動産/1/0.9%、計/107/100.0%

 

部署/回答数/シェア

人事部門/57/53.3%、研修会社/15/14.0%

経営部門/11/10.3%、営業部門/8/7.5%

研修部門/8/7.5%、支店・事業部/7/6.5%

その他/1/0.9%、計/107/100.0%


【お客様アンケート 質問と回答】

 

※会議、イベントなどでの外部施設の利用状況についてお答えください。

 

1.現在の研修や会議、自社イベントなどでの外部の会場(ホテル・貸会議室など)の利用頻度について当てはまるものを選んでください。

 

   現在の利用頻度        回答数   シェア

コロナ前よりも利用頻度が減った    40    37.4%

コロナ前よりも利用頻度が増えた    33    30.8%

コロナ前と変わらない         28    26.2%

コロナで利用機会が全く無くなった    6       5.6%

合計                          107      100.0%

 

2.今後の研修や会議、自社イベントなどでの外部の会場(ホテル・貸会議室など)を利用する頻度について当てはまるものを選んでください。また、その理由をご記入ください。

 

    今後の利用頻度        回答数    シェア

今後、外部会場の利用は減りそう     12     11.2%

今後、外部会場の利用は増えそう     61     57.0%

今後も利用頻度は変わらなそう      34     31.8%

合計                     107        100.0%

 


 

【回答の理由】

※質問1,2を回答した理由について(掛け合わせ分類)

 質問1で「コロナで利用機会が無くなった」と回答 

①今後、外部会場の利用は減りそう
・自社実施がノーマルスタイルとなってしまい、外部会議室=贅沢というのが従業員にも事務局にもイメージとして確立してしまった

②今後も利用頻度は変わらなそう
・Webでの実施が通常化しており、省力化(移動時間も含め)・省予算にもつながることからこの形式が継続されると思われる。
・主に研修実施で外部会議室を使っていましたが、コロナ期間中、予算をすべてコンテンツに振り分けて予算化していたため、外部会場を利用する場合、追加予算を確保する必要がある。

③今後、外部会場の利用は増えそう
・コロナ禍においては全てのイベントをオンラインにて対応していた為、利用頻度については増える形になると思う。
しかしながらコロナ前のように全ての研修が外部会場を用いての形には戻らないと思う。(オンラインで実施できるという成功体験が自社内に出来上がっているため)
・コロナ終息にともないコンクールや集合研修を実施する予定の為

 質問1で「コロナで利用機会が減った」と回答  

④今後、外部会場の利用は減りそう

・関東地方以外の外部会場で開催していた研修の開催方法を見直し、22年度、23年度はオンラインで実施。24年度以降の開催方法は未定。
・新型コロナ対策として、オンラインでもできる研修があるという経験をした。会社としては、コストの低減が図れる方法に魅力を感じるため。
・徐々にコロナ前の水準を目指す方向
・Web講演会の増加
・参加者の移動時間負担低減、会議・研修の運営コスト削減効果を、外部会場による対面実施による研修効果が上回れないケースが少なくないため
・リアルでの研修は非常に効果が高いのは認識済みですがオンライン研修がかなり増えてしまって それに伴い、予算が少なくなってしまったなどの理由が多いため
・オンライン化が進み、研修等はオンラインで問題ないとの考え方が多数を占めている。また会場代、集合による交通費のコスト削減も大きな要因となっている。
・経営状況による予算削減の影響で、可能な限り社内会議室を活用する方針であるため
・自社研修施設を利用するため
・自社内の会議室の活用頻度が増えたため

⑤今後も利用頻度は変わらなそう

・オンラインでの対応が可能のため
・リモートと対面のハイブリッド研修を今後も取り入れていくことが想定されるため、以前のように長期間ホテルに滞在するような研修プログラムを実施する可能性は低いのではないかと考えております。
・自社内での会議室でまかなえるため
・コロナ前と比べて現在はF2Fで行う会議はできるだけ社内の会議室を使うことが推奨されていますが、空いていない場合が多いため、社外の会議室やホテルの使用頻度はあまりかわらないか、全体としてみればコロナ前より少し減るかもしれません。
・オンラインで開催できるものはオンラインを継続する可能性が高いため
・必要に応じて、社内会議室で賄えない際は外部を利用します
・第一優先は本社の多人数が入る会議での実施が主になり、そちらが難しい場合や、イベントの会議等においては外部会議室を使用する意向は以前から変更がない為です。

⑥今後、外部会場の利用は増えそう

・社内の会議室を利用する集まりが増え、大きな会議室が使えなくなった場合、外部施設も検討するため
・対面を重視したい。
・研修効果及び研修受講者の交流については、対面実施の方が高い(より図れる)と判断するため。
・「集合」がほぼ「オンライン」になっていましたが、今後、「リアル」も復活すると思います。ただし、すべてが「リアル」には戻りません。(「今」よりは増えるが、「コロナ前」からはかなり減った状態になる)
・オンラインで実施してきた研修の一部は、内容・参加者を鑑み、集合をすることで学習効果をより高めることが期待できると判断したものは集合研修を実施する予定であり、結果、外部会場の利用をコロナ以前のように実施することが今後出てくると考えている。
・社内のコロナ対策ルール緩和によるイベント対面開催頻度増加のため
・5類に変更になり、対面での打合せが活発なりそうです。
・研修を行うにあたり、オンラインでの研修よりも対面で行った方がメリットが多いと考えているためです。
・集合によるメリットがあるため、感染状況次第では利用が増えると思う
・グローバルとの往来も増えており、社内においても以前のようにイベントが戻りつつある為。
・改めて対面の重要性を感じているが、オンラインと対面のメリハリをつけてイベントを実施したい。若干対面が増えそうなので。
・対面形式での研修が増えるため
・集合形式へのニーズ増加により

 質問1で「コロナ前と変わらない」と回答 

⑦今後も利用頻度は変わらなそう

・集客が戻ってきているため
・コロナ禍でも内定者イベント等は実施をしていたため
・以前、オンライン研修の配信場所として会議室を利用いたしました。現在オンライン研修の件数が減っているため、外部会場の利用予定はございません。
・単純に、コロナ前の平時に戻るということです。
・コロナ禍でも対面形式のイベントは行っていた為。
・基本的に当グループで保有する会場での研修実施を検討するため。
・社内研修がコロナ以前の状態に戻っており、研修数の増減の予定がないため
・コロナ前後に関わらず、外部活用の用途は明確で頻度も少ないため
・自社イベントは毎回決まった所で開催している
・頻度は変わりませんが、部屋収容人数の100%までOKとなったため、会場手配しやすくなりました。
・様子見の状況。今後も急激に対面開催を増やす予定はいまのところ無い
・60名(社内会議室収容Max)以上の研修やイベントが元々少ない、経費削減もある為
・コロナ制限下では集合型の研修・会議は抑えられていましたが、集合だからできることもありますので、制限前までの開催状況には戻る見込みです。
・定例の自社イベントは、コロナ前から変わらず実施をしているため。

⑧今後、外部会場の利用は増えそう

・自社フロアの改装で広い会議室が減ったため。
・コロナ前に戻りつつあるので、2020年~2022年よりも外部会場利用は増えています。
・対面で議論する、あるいは直接交流することが、新たな視点・インスピレーションを獲得する上で重要であることを実感しており、顧客に対する価値向上を目指す上でイベントを企画していきたいから。
・対象者が増加したため
・実際に手配する頻度が増えたため
・対面でのイベント実施が可能となるため
・対面での研修を希望している顧客が多く、小会も対面での研修を優先していく方針があるため

 質問1で「コロナ前よりも利用頻度が増えた」と回答 

⑨今後、外部会場の利用は減りそう

・経費削減のため社内会議室を使用するため。(会議室が増えたので)

⑩今後も利用頻度は変わらなそう

・一部、WEB研修が定着し、システム的にも整ったため。
・弊社会議室を利用するため
・以前より、イベントや交流の機会が増えているため。

⑪今後、外部会場の利用は増えそう

・対面研修が増えてきたから。中でも、研修の目的によって社内会場ではなく、外部会場を使うケースが戻ってきている。
・元々、対面での研修がメインであり、感染への不安が比較的減ったから。
・対面で実施した方が、効果が高いため
・対面とオンラインのハイブリッド開催が増えそうなので。
・F2Fが増える
・5類に分類されており、今まで対面で出来なかったコミュニケーションをとる機会を増やしたい。
・社内の会場のキャパを上回る集客ができるようになってきたため
・リアル開催の重要性を再認識し、あらゆる催しがリアル開催に移行しているため。
・コロナの規制緩和に伴い、会社の規制も緩くなった。若手社員など対面で同期と会えていない世代もあるため、研修を対面で実施すべく社外会議室を利用予定。入社式等の式典関係も同様。
・「今年は久々にリアルでやろう」という事が多い。次年度以降またオンラインに戻るものもあると思うが、今年は増えそう。
・自社会議室ではキャパに限界があるため
・F2Fでの意見交換・議論の重要性が改めて見直されているため。
・社屋を移転するが、より手狭な建物となるため、あまり会議室等を今まで通り押さえられないと予想するため。
・内定者や新入社員の研修などを対面で実施する方向になるため。
・これまでオンライン対応を余儀なくされていた社内イベントについて、リアルで開催したいという風潮が増してきた。 ただし拠点が全国にあることから、プライオリティの高くない会議等はオンライン開催を継続するケースもある。
・アフターコロナでイベントが増えたため。
・採用も研修も対面でのほうが、目的に対して効果的なことが多いため
・対面での研修が解禁されたため
・社内のコロナに関するルールが緩和されたため。また、コロナ禍でも対面実施の声が多く今後は会場利用が増える見込みです。
・コロナ禍ではWEB開催だったものが、すこしずつ対面に代わってきているため。

 

3.研修や会議、自社イベントなどで外部の会場(ホテル・貸会議室など)を利用する理由として当てはまるものにチェックを入れてください。 (複数選択可)

 

     外部の会場を利用する理由               回答数    シェア

自社の会場が無い、空いていないから                69     33.0%
自社の会場では必要な機能(広さ、備品など)を満たさないから    66     31.6%
特定の場所、条件に合うところで開催する必要があるから       25     12.0%
雰囲気が良い場所、変わった場所で開催したいから          23     11.0%
内容的に自社の会場ではできない、外部のほうが成果が上がるから   20     9.6%
その他                                6     2.9%       

合計                               209       100.0%

 


外部の会場(ホテル・貸会議室など)についてお答えください。

 

4.外部の会場(ホテル・貸会議室など)を選ぶ基準として、最も当てはまると思うものを2つ選んでください。

 

     会場を選ぶ基準              回答数     シェア

場所・アクセス                      50     31.4%
料金・価格                        44       27.7%
施設の設備・備品                          24      15.1%
Wi-Fi・オンライン配信などのインターネット環境        12       7.5%
施設のグレード感・デザイン               8      5.0%
キャンセル規定の内容                  7      4.4%
施設担当の対応の良さ                  7      4.4%
施設の安全性・防災対策・感染予防策           4      2.5%
施設の周辺環境                     3      1.9%
施設の評判の良さ                    0      0.0%
SDGsなどの社会的な取り組み               0      0.0%
施設のブランド・チェーン                  0      0.0%

合計                          159     100.0%

 

 

5.外部の会場(ホテル・貸会議室など)をよく使うエリアをチェックしてください。(複数選択可)

 

      よく使うエリア              回答数    シェア

東京駅周辺(丸の内・八重洲・銀座・日本橋など)     60     31.1%
品川駅周辺(品川・浜松町・大井町など)         33     17.1%
東京その他のエリア                        20     10.4%
関西(大阪・神戸など)                   18            9.3%
新宿駅周辺(新宿・渋谷・恵比寿など)          14       7.3%
千葉・成田方面                     13       6.7%
その他のエリア                      9      4.7%
中部(名古屋・静岡など)                 8       4.1%
東京臨海部(天王洲・お台場・豊洲など)          7       3.6%
神奈川・横浜方面                     6       3.1%
池袋駅周辺(池袋・赤羽・早稲田など)           5       2.6%

合計                          193      100.0%

 

 

6.外部の会場(ホテル・貸会議室など)にあったら良いなと思うサービスがありましたらご記入ください。

・お弁当のケータリングサービス(あるところもあるが、無いところも多いように感じる)
・会場に到着した後に発生する不要になったダンボールゴミなどの回収(持ち帰れと言われても困る)
・研修開催場所で、懇親会(2日連続懇親であっても着席にも出来、立食にも出来る)も宿泊も出来ること。付け加えるとすると、懇親会後に受講生同士で雑談ができる談話スペースも有ると良い。無料コーヒーマシン等 手軽でリフレッシュ出来ること。
・利用回数による割引
・継続して会場利用を予定しているとき、一部備品の保管サービス
・継続して使用する施設は、金額をお支払いしてもよいので研修備品を置いておけるとありがたい。ヤマト運輸の物流量を減らせる。
・ホテル・会議室のエアコンは個別調整できるものが体調管理の面からも有難いです。
・キャスター付きの椅子と机
・会場・部屋の加湿器等、受講者・講師の健康面を保てる備品・設備。
・PCのスポット貸出し、研修後の懇親会(飲食あり)セッティング
・食事ができる場所。できればレストランが併用されていると良いが、お弁当でも場所が変われば休息になる。
・無料のWi-Fi、ドリンクバー、無料のコピー機
・無料Wi-Fi、最寄り駅からの送迎バス、ドリンクサービス、運営控室の利用可能時間が長いこと
・会議体と懇親会がセットで開催できるプラン
・Wi-Fi環境が十分整っている
・スタバ、タリーズ、ドトール等の、コーヒーショップのデリバリーサービス。 会場が飲み物を入れてくださるサービスがありますが、金額のわりに美味しくなく、不衛生なことが多く不満。コーヒーのミルクなども使いまわしのようで、良く、固まっているものに出くわす。カップも簡易カップ。
・プロジェクターの無料貸し出し。会場での飲食。
・外部の会場にオンライン会議で使用できる少し性能のよいマイクスピーカーがあると助かります。自社で使用するものは小さい部屋で行うことしか想定していないため、声の届く範囲が狭いなど困ることがあります。
・サービスというか、施設内に休憩ができるラウンジスペースがあるとありがたいです。研修中の休憩時間に参加者が息抜きができるかと思います。
・宿泊施設に小会議室がついているホテルなど。大浴場などリラックスできる設備のあるところ。
・研修や会議を行うときに必要な文具、フリップチャート、ペン、付箋。紙等をその会場でお借り(購入) することができれば、会社から送らなくてよいですし、急に必要になった時にも購入できるのであったら良いなと思います。会場の手配者が会場に行かなくても、会議や研修がスムーズに進むようなすべて含まれているプランがあるといいなと思います。
・ネット環境・プリンター環境
・BGM、(会場により)ごみの回収
・数日間の研修を同じ会場で実施する際、お弁当の選択肢(メニュー・価格)がもう少し多いと大変ありがたいです。
・フリーWi-Fi。客室の部屋が暗い場合はスタンドライトの貸し出し。いつリモート受講者が出てもいいようjabra、三脚、Webカメラ等の貸し出し。
・軽食サービスが常設されていたところは有難かったです。
・会議前等に使えるフリースペースがあれば仕事ができて助かります。

 


アンケート結果を受けて

新型コロナが収束して間もない現在ですが、想像した以上に企業研修やイベントのリアルでの開催需要は回復傾向にあります。
アンケート結果からもわかるように、引き続き企業担当者のリアルでの開催意欲は高く、今後ますます需要の増加が見込めます。
コロナ禍で開催できなかった企業研修やイベントのリバウンド需要だけでなく、オンラインやバーチャルの技術が一般化したことにより、逆に「リアルのプレミアム化現象」が起こり、同じ場所に集うことの重要性が高まったと言えます。ホスピタリティエージェントでは、企業研修やイベントの会場手配の専門家として、豊富な知識と経験をもとに引き続きお客様の目的実現のためのお手伝いを行っております。

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担当者様に寄り添って、研修や社内イベントの成功をサポートします。