おすすめ研修施設紹介|セミナーハウス クロス・ウェーブ船橋


安心して利用できる老舗の宿泊研修施設
「セミナーハウス クロス・ウェーブ船橋」


 

 今回は「クロス・ウェーブ船橋」をご紹介します!  

 

「クロス・ウェーブ船橋」がある千葉県の「船橋駅」は、JR総武線、東武アーバンパークライン(野田線)、京成本線の複数路線が接続する交通の便が良い駅です。
電車で「東京駅」から約25分、「成田空港」から約50分、「羽田空港」から約1時間で到着することができるので、首都圏からだけではなく全国エリアからも集まりやすい立地です。
「クロス・ウェーブ船橋」はその「船橋駅」から徒歩約9分の船橋市役所近くの閑静な住宅街にあります。
駅前の繁華街からは少し離れているので集中して研修をすることができますし、必要なものは「船橋駅」周辺で何でも揃えることができます。長期研修などで遠方から参加される方の研修期間中の生活を想像すると、あらゆる面でうってつけの立地環境なのではないかと思いました。

 

 施設概要 

 

「クロス・ウェーブ船橋」は、オリックスグループの「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」が運営をしている、【研修室・宿泊室・食事】の全てが一体となった宿泊研修施設です。
「クロス・ウェーブ」は現在全国に船橋・幕張・梅田の3店舗を展開していますが、1996年1月に開業したこちらの船橋の店舗が「クロス・ウェーブ」1号店にあたるそうです。
老舗の宿泊研修施設として長年蓄積してきた研修ノウハウがあり、1社1担当制で最初から最後まで一貫して1名の「カンファレンス・コーディネーター」と呼ばれる専任担当者がつきますので、安心してお任せすることができるのも「クロス・ウェーブ船橋」の大きな特徴です。

公式サイト
https://x-wave.orix.co.jp/funabashi/

 

 

 「クロス・ウェーブ船橋」に入ってみました!  

 

■1階 エントランス・フロント・ロビー

早く到着された方も寛げる空間で、特にこちらのフロント周りはお客様への細やかな気遣いが随所に散りばめられている場所だと感じたのでご紹介していきます。

 

<エントランス:自由に使用できるタオルや貸し出し傘>

エントランスには、誰でも自由に使用できるタオルが設置されていました。雨に濡れてしまった際や汗を拭く際など、利用用途は様々あるかと思いますが、お客様が自由に使用できるタオルが設置されている研修施設をこれまで見かけたことがなかったので、素晴らしいサービスだと感じました。
また、手持ちの傘がない際は次回「クロス・ウェーブ」を利用した際に返却すれば貸し出し傘を自宅まで持ち帰っても大丈夫だそうです。

 

<フロント:誰もがわかりやすい貸出備品の案内>

こちらはフロント横に置かれている貸出備品の案内です。
必要な貸出備品の絵が描いてあるカードをフロントまで持っていき、借りたい備品を受け取るシステムになっているのですが、カードを見ると貸出備品の内容や有料備品に関しては金額の案内があったりとそれだけでもわかりやすい上に、ラックにある貸出備品のカード数は在庫数にもなっているので、今は全て借りられていて貸し出しができない状況であるという情報まで一目瞭然でわかるようになっています。
備品の絵と英語の案内表記もあるので、日本人だけではなく外国人観光客にもわかりやすいですし、在庫の有無までラックを見ればお客様ご自身でわかる状態になっているので、誰にとってもわかりやすいしくみになっています。こんな便利な案内システムを考え出したのがすごいですね。

 

<フロント:無料の貸し出しロッカー>

もちろんフロントでの荷物のお預かりサービスはありますが、フロントに預けるにはちょっと気が引けるような小さい荷物であっても気軽に預けることができるのは便利だと思いました。

 

<フロント:環境に配慮したアメニティバー>

以前まで一通りのアメニティはあらかじめ各客室に置かれるのが一般的でしたが、近年はSDGsの観点からフロントにアメニティを設置して実際に必要な分だけをお客様に選んで客室へお持ちいただくシステムの宿泊施設が多くなってきています。
「クロス・ウェーブ船橋」でも環境に配慮した試みとして、フロントにアメニティバーが設置されていました。
最近はインバウンド需要が高まり、どのホテルも外国人観光客の利用も多くなっているためか、日本らしさを演出したかわいい折り紙が置かれていました。

 

<ロビー:テーブルに設置されたコンセント>

ロビーにはコンセントが設置されたテーブルがたくさんあり、ちょっとした打ち合わせやオンラインでの会議などにも利用されているそうです。研修室や宿泊室以外にも電源や有線LANを確保できるスペースがあるのはありがたいですね。

 

 

 

 研修室をご紹介します!  

 

■講堂(203㎡)

ステージやステージ袖を備えた伝統的な雰囲気の講堂は、階段を引き出してシアター形式として利用することも可能で、レイアウトの自由度が高く幅広い用途で利用できる会場です。
コロナ禍以降はハイブリット形式での研修需要が増し、その際もステージ袖があると便利ですし、希望すれば2階の調整室も利用することができます。
様々なタイプの研修の他、美術バトンが下りてきて吊り看板を掲げることもでき、儀式的行事などにも大変喜ばれているそうです。

 

■大研修室A(135㎡)

講堂以外では「クロス・ウェーブ船橋」の中で1番広い研修室です。天吊り型の液晶プロジェクターを新たに導入してレイアウトの制限がなくなり、以前ご利用いただいたお客様からも喜ばれているそうです。
会場内の壁にはグルっとマグネットバーが2本取り付けられていて、ホワイトボードを利用しなくても掲示物を貼ることが可能です。
さらに、その上の壁側の天井にはフックの設置もあるので、こちらにも何か掲示物や作品などを吊り下げることができます。
また、会場の前方スペースには左右両方にコンセントが備え付けられているので、レイアウトの自由が利き、講師によって登壇する際の向きのお好みもあるそうで、その点でも喜ばれているそうです。
また、大研修室でも吊り看板を掲示することが可能で、研修の他にも内定式などの式典での利用もあるそうです。
研修室内側の扉には避難経路図の案内もしっかり掲示がされていて、いざという時にも備えた安心して利用できる研修施設であることがここでも伝わってきました!

 

 

 宿泊室をご紹介します! 

 

■5階~ 宿泊室フロア

5~14階が宿泊室フロアです。広さは18㎡で他の宿泊研修施設の客室と比較すると、少しゆとりある広めのお部屋になっています。
特に、シングルルームの大きいデスクが好評で、デスクの位置も壁に接していないので前方の圧迫感がなく快適に使用できます。

 

 

 レストラン・懇親会場をご紹介します! 

食事や懇親会も研修と同様に大切な時間にしていただきたいという想いがあるそうで、雰囲気の異なる様々なタイプの懇親会場があるのが印象的でした!

 

■レストラン

最大240名まで収容可能で、立食形式であれば約80名様程度の大規模な懇親会場としても利用できます。
昼食はカフェテリア方式で、2種類の日替わりメニューから選ぶことができ、その他にもドリンクバーやサラダブッフェもありました。
地産地消の食材などを取り入れたメニューで、長期滞在の方でも飽きることがないように工夫しているそうです。

*この日の日替わりメニューは「チキンカツ」と「ジャージャー麺」でした。

 

 

■懇親会場

「クロス・ウェーブ船橋」には「グラン・ブルー」、「パーティールーム」、「クロス・ラウンジ」、「和室」と4会場ものたくさんの懇親会場があります。
立食形式であれば「グラン・ブルー」は約60名様程度、「パーティールーム」で約40名様程度、レストランエリアの奥にある半個室の会場の「クロス・ラウンジ」は約40名様程度、着席形式になる「和室」は約30名様程度で利用できます。

 

<グラン・ブルー>

バーカウンターのある懇親会場です。こちらの会場から外に出ることもでき、外用のイスやテーブルもあります。外のガーデン含め、皆さま思い思いの場で談笑を楽しまれているそうです。

 

<和室>

研修施設には珍しい和室タイプの懇親会場で、人と人との距離がグッと縮まりそうです。
「靴を脱いで畳の上の座布団にみんなで集まってワイワイできて楽しかった」という声もよくいただくそうです。
座布団もしくはイスに着席する2通りの利用が可能です。

 

 

 その他の館内施設もご紹介します 

 

■飲食の持ち込みもできる談話室

懇親会後の語らいの場としてよく利用されている場所です。
冷蔵庫の設置もあって、食事・飲み物の持ち込みも自由にできるので、近所のお店でお酒やおつまみなどを購入して利用することもできます。
こういった場所を充実させることで、研修以外のオフの場で人と人との繋がりを作る場として活用して欲しいという「クロス・ウェーブ船橋」の想いがあるそうです。

 

■安心して利用できる大浴場

男女ともにサウナ付きの大浴場なので、リラックスできて長期研修などの疲れを癒やすことができそうです。
女性大浴場の扉には暗証番号が付いていて、さらにその扉を開くと音が鳴る仕様になっているので、安心して利用できます!

 

 

 「クロス・ウェーブ船橋」の宿泊課/森本様・宍戸様、フロント/矢野様にお話しをうかがいました。 

 

【編集部】クロス・ウェーブ船橋」のコンセプトについて教えてください。

クロス・ウェーブ船橋様】「クロス・ウェーブ」は宿泊・研修・食事とがワンストップで実施できる「宿泊研修施設」で、まさにここ船橋が1号店となります。1996年1月にオープンして以来、企業様を主体としてお迎えしていて現在も変わりません。
また、船橋駅から徒歩約10分の市街地から少し離れた立地にあることにより、研修に集中しやすく、研修効果を最大に発揮していただける環境だと思います。

 

【編集部】ご利用されたお客様に喜ばれている点を教えてください。

クロス・ウェーブ船橋様】1人のカンファレンス・コーディネーターが最初から最後まで1企業様を専属で担当させていただく1社1名制でやらせていただいていますので、例年ご利用いただいているお客様からは「しっかり準備してもらえて滞在中安心して利用できた」というお声をよくいただきます。研修が始まるまでの煩わしい手続きや食事の変更など、全て完了した上で安心して研修を始めていただくというのは、カンファレンス・コーディネーターの一番大きな役割となっています。当日イレギュラーなことが発生した場合1番に対応させていただくのはフロントスタッフになるのですが、弊社は「宿泊研修施設」で一般的なホテルとは異なりますので、フロントスタッフも研修のことを把握して対応させていただいております。
また、施設スタッフの性別や年齢などは異なりますが、どうやったら「研修」を無事に行っていただけるか、できる限り企業様の事務局スタッフの方にも安心して実施していただけるよう私たちができることはなんでもやるという気持ちでお迎えしています。

 

【編集部】「クロス・ウェーブ船橋」の強みを教えてください。

クロス・ウェーブ船橋様】「フロントスタッフ」、「カンファレンス・コーディネーター」、会社は異なりますが「レストランスタッフ」と、それぞれ会社や部署・担当などは異なりますが、「研修」ということに関しては施設スタッフ皆が熟知しており、施設スタッフ一丸となってお客様をお迎えするという体制ができていることが「クロス・ウェーブ」の強みだと思います。
カンファレンス・コーディネーターがレストランにこういった要望は対応ができるかどうかといった相談はもちろんしておりますが、こちら側からだけではなく、レストランスタッフからも前回ご利用いただいたお客様が懇親会のお料理をあまり多く召し上がらなかったから次のメニューはこういった工夫をしたらどうか?などといった提案をしてきてくれることもよくあります。レストランスタッフは別会社ではありますが、普段からコミュニケーションをよく取って仲良くさせていただいています。
会社が違う・部署が違うというのは全く関係なく、施設スタッフみんなでどうやったらご利用いただく皆様に喜んでいただけるか、どうやったらリラックスしていただけるか、どうやったら研修に集中いただけるか、などという変わらない想いがあります。
また、お客様からお問い合わせをいただく際に、企業のご担当様が変わられて「私たちの会社は以前どうやって研修を行っていましたか?」と逆に質問され、以前はこういったご研修をされていました。とご案内させていただく場面もよくあります。そういった点は、「クロス・ウェーブ船橋」が1996年にオープンして以降長く存在すること、長年のノウハウが引き継がれていること、把握しているスタッフが現在も勤務していることなどでお応えすることができているので、その点も大きな強みだと思っています。

 

【編集部】スタッフの皆さまが日々心がけていらっしゃることがあれば教えてください。

クロス・ウェーブ船橋様】「オリックス・ホテルマネジメント」は「安全・安心」を一番に掲げていますので、たとえ予想外のことが起こった場合でも、お客様から困った、あれをやって欲しい、などといったことに対して、すぐに対応することを心がけています。
ハード面の安心や災害が起きたときの対応などももちろん重要ですが、「クロス・ウェーブ」であればああいったことにも対応してもらえるという安心感にもつながるように、1番最初に対応するフロントスタッフとしてちょっとしたトラブルに対する安心感も与えられるように心がけています。
フロントでは日勤スタッフと夜勤スタッフとがいて、中々顔を合わせるタイミングがないのですが、フロント同士のコミュニケーションがとても重要だと思っていて、お客様の情報を次のスタッフに伝えないといけないのですが、細かい部分の伝えるべき引き継ぎについては特に気をつけてしっかり行うようにしています。
遠方から長期滞在をされている方々もたくさんいらっしゃいます。何かあればフロントスタッフは24時間体制ですぐかけつけることができるので、いつでもお呼びいただければと思います。何でも頼っていただきたいですね。

 

【編集部】女性大浴場の件など、施設随所に「安全・安心」の取り組みがみられました。すばらしいですね。

クロス・ウェーブ船橋様】「お客様アンケート」などからお声をいただいて少しずつ整備・改善していった結果です。何かご指摘いただいたポイントがあった際は絶対に逃さず、各担当者だけではなく施設スタッフ全員に共有するようにしています。
知らない土地に来られるお客様は何かしらの不安などがあると思いますし、女性は大浴場を利用する際も不安があると思うので、滞在中はなるべく不安なことがなくリラックスしてお過ごしいただけたらと思います。

 

【編集部】「クロス・ウェーブ船橋」が取り組んでいるサステナビリティにはどういったものがありますか?

クロス・ウェーブ船橋様】「オリックス・ホテルマネジメント」で取り組んでいるサステナビリティの中には脱炭素化などの環境配慮を含めた色々な項目がありますが、「クロス・ウェーブ船橋」としては全国各地からお集りいただく「宿泊研修施設」という特性を活かし、特に船橋・千葉の魅力を知っていただくという「地域共創プロジェクト」に力を入れています。
過去の施策では、千葉県は梨の名産地なので、酒造メーカーさんと協力して梨を使った酎ハイを懇親会のドリンクに含めてお客様に味わっていただきました。その他にもブッフェや懐石に地産地消の食材を取り入れたり、オフの場でリラックスして楽しんでいただきながら船橋や千葉を知っていただくといった普及活動を行っております。
環境配慮の取り組みも行っていて、今年の春先にSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」にスポットを当て、「オリックス・ホテルマネジメント」として「クロス・ウェーブ」全店舗で何か取り組みができないかということで合同で企画を立て、海洋プラスチックごみからできたボールペンや廃材を利用したボールペンを広めていく試みを行いました。
「クロス・ウェーブ」の共有スペースなどに試し書きコーナーを設け、再生紙で作ったかわいらしい海の生き物の吹き出しがついた紙を置いて、廃材ボールペンを試し書きをしていただいたのですが、ちょうど新入社員研修の時期だったので、受講生の方々同士がそこで仲良くなったり、「研修がんばるぞ!」などといった個人の想いを書いてくださったり、休憩スペースのちょっとした場の話題提供の1つになっていました。
船橋市役所さんがすぐ近所にあるので、環境保全課の方にご協力いただいて、「クロス・ウェーブ」でご紹介させていただくためのマイクロプラスチックのサンプルをお貸し出しいただいたり、船橋がスポーツに力を入れている地域という特性を活かし、船橋市のスポーツ振興課の方と連携してスポーツ団体の受け入れを積極的に行ったりもしています。

 

【編集部】宿泊研修施設は人が集まる場所なので、SDGsという部分でも果たせる役割が大きくすばらしいですね。

クロス・ウェーブ船橋様】そういった取り組みにも今後どんどん力を入れていきたいと思っています。
「クロス・ウェーブ船橋」は災害が起こった際などの帰宅困難者の受け入れ施設でもあるので、船橋市の危機管理課の方と連携して防災の啓発イベントを行う予定にしています。
館内展示や地震体験車、火事の中で歩行体験ができるテントを駐車場に用意したり、火災報知器メーカーさんのご協力のもと、火災報知器のボタン部分を押す体験ができます。その他、防災に役立つ資料を展示しますので、ご滞在中のお客様には研修の小休止の際や近隣にお住いの方にもお立ち寄りいただけると嬉しいです。
*防災イベントは既に終了しております。(2024年8月27日(火)~9月6日(金)まで)

 

 【編集部】より 

 

・研修施設として、いたるところに利用される方への配慮が散りばめられており、ハード面だけではなくソフト面でのサポートも充実していると感じました。懇親会場や休憩スペースなども使い勝手良く配置されており、企業研修や合宿にとてもお勧めの施設です。(編集部 tomo)

・食事がとても美味しく、研修施設としては珍しい「和室」や「飲食の持ち込みができる談話室」があったりと、色々な用途の懇親会をリラックスして楽しむことができるおすすめの施設です。スタッフの方が「コロナ禍では実現が難しかった人と人とのコミュニケーションの場を大切にして欲しい。」と何度もおっしゃっていたのが印象的でしたが、まさにそれが実現可能な全てを安心してお任せできる研修施設です。(編集部 HB)


*2024年8月にインタビューした内容となります。

(当ページの情報は取材時点での情報となるため、今後変更となる可能性があります。) 

 


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