文房具専門店の「伊東屋」が手がける
銀座一等地の贅沢空間
「HandShake Lounge」
【体験レポート】
2023年11月に、文房具専門店で有名な「伊東屋」が運営する貸し会議室・イベント会場「HandShake Lounge」を利用しましたので、ご紹介します。いつもとはひと味違った雰囲気のオシャレな会場をお探しの方、ぜひ参考にしてみてください！
「伊東屋」とは？
「伊東屋」とは、銀座の一等地に本店を構える誰もが知っている有名な文房具専門店です。
本店ビルは建て替え工事を行い、2015年6月にリニューアルオープンしていますが、創業明治37年（1904年）の大変歴史のある老舗企業です。
「銀座駅」「銀座1丁目駅」からも歩いてすぐの立地にあり、銀座中央通りを歩くと本店ビルの目印でもある伊東屋のシンボル「レッドクリップ」がすぐ目に留まり、とてもわかりやすいので迷う心配がありません。
現在、本店ビルは1階から8階までが文房具売場になっており、その質の高さから日本人だけではなく、連日たくさんの外国人観光客でにぎわっています。
その本店ビルの10階にあるのが、文房具専門店「伊東屋」が運営している貸し会議室・イベント会場の「HandShake Lounge」です。
ワンフロア全体を貸し切る贅沢
「HandShake Lounge」は、会場がこちらの1室のみとなっており、ワンフロア全体の貸切となります。銀座の中心エリアな上に、プライベート感にも溢れており、とても贅沢で快適でした。そして、大きなガラス張りの窓からは光がたくさん射し込むので、会場内はとても明るく気持ちがよいです。
どこに座ろうか迷ってしまうほどエリアごとにデスクやチェアのタイプが分かれており、同じワンフロアにいながらもグループワークがしやすい仕様になっています。家具はスイスのVitra(ヴィトラ)社のもので、ヨーロッパスタイルの会議室を演出しています。いつもとは違うオシャレな会議室をお探しな方はまさにぴったりな会場かと思います！
公式サイト
https://www.ito-ya.co.jp/space02/index.html
10階「HandShake Lounge」 平面図
10階「HandShake Lounge」へ
■1、Reception
10階「HandShake Lounge」に到着すると、エレベーター扉が開いてすぐ正面に見えるのが、こちらのデスクがある「Reception」です。
受付に利用したり、サイドにはコピー機も設置されているので、急遽印刷が必要になった際にも会場内ですぐに対応することが可能なのでとても安心です。
さすが伊東屋！ 会場内の文房具類が充実しています
■2、Set Up Space
「Reception」のすぐ隣にあるのは、こちらの「Set Up Space」。名前の通り会議やプレゼンテーションの準備にも使用できる便利な作業スペースとなっていて、会議に必要な文房具類がたくさん揃っています。別の貸し会議室を利用する際には、会議で使うペン・付箋・模造紙などを多めに用意してオフィスから持参していくのですが、「HandShake Lounge」では事前準備や持ち込みが不要だったので助かりました！
あらかじめ豊富な文房具類が常備されていますが、特に用意して欲しい文房具があれば事前に相談することも可能です。
常備の文房具以外は追加料金がかかるものもありますので、事前に確認することをおすすめします。
▲利用当日は、グループワーク用のイーゼルパッドやペン類を多めに希望して別途ご用意いただきました！
（こちらの掲載写真と実際の文房具類の内容は異なる場合がありますので、ご注意ください。）
コーヒー・お菓子などのご用意も基本プラン内です
■3、Pantry
カウンターには、デロンギ製のコーヒーメーカー・電気ポット・ミネラルウォーターがあり、各自でコーヒー・紅茶・緑茶などを入れることができます。
さらに、個包装のお菓子までご用意があるのも嬉しいサービスで、普段別の貸し会議室を利用する際はブレイク用のお菓子を事前に用意して持ち込むことが多いので、その点もありがたいです。
こちらのドリンクやお菓子のサービスは会場費の基本プランに含まれているので、別途費用がかかることはありません。
■4、Lounge
フロア中央に位置する「Lounge」では、グリーンとブラックのボックスタイプのベンチシートなどが置かれており、基本のレイアウトではこれらの家具が「Lounge」いっぱいに配置されています。
利用する際には事前に相談してレイアウト変更もお願いできます。今回はふかふかで座り心地のよいベンチシートもうまく活用しながら、全体でのプレゼンテーションスペースや意見交換のスペースとして利用しました。
■5、Presentaion Room
こちらの「Presentaion Room」は、独立したスペースとしてカーテンで仕切ることも可能で、長テーブルと12人着席できるチェアがあります。少人数でしたらこちらを全体で使用するメインのスペースとして利用するのがおすすめです。「Presentaion Room」前方は、備え付けのホワイトボートがあり、スクリーンとしても活用できる仕様になっています。
■6、Terrace
「Terrace」は窓側に一番番近いので、「HandShake Lounge」の中で最も明るいスペースです。自然光でブルーのチェアの色もキレイに映え、素敵でした！ソファ席も落ち着くので、特にリラックスできる場所です。
「Terrace」の外に出ることも可能で、高所恐怖症の方はちょっと怖くなるくらい見晴らしのよい眺望でした。こちらは屋根がないスペースなので雨の日は利用できないと思いますが、晴れた日は銀座中央通りの風景が楽しめるリフレッシュの場としても活用できると思います。
コンシェルジュが常駐しているので安心です
会場の予約受付だけでなく、利用日当日も経験豊富なコンシェルジュがサポートしてくれるので、安心して利用できます。実際に利用した際にも、照明の調整や飲料などの補充など、すぐに対応してくださりとても助かりました。
飲食の持ち込みも可能です
「HandShake Lounge」は飲食の持ち込みが可能なので、近所でお弁当やパンを買ってきたり、自分たちで注文して会場までお弁当を届けてもらうこともでき、プライベート空間でゆったり快適に食事を取ることができます。
また、近所のコンビニなどで買ってきたアルコール類を持ち込んでちょっとした打ち上げを行ったり、ケータリングをお願いして懇親会を開くこともできます。
ただし、お弁当のデリバリーや懇親会のケータリングなどを自分たちで持ち込みする際には、終了後の容器やゴミ類の回収はセルフとなりますのでご注意ください。
伊東屋にお願いしたい場合は、12階にある「Cafe Stylo」のランチボックスを会場内にデリバリーしてもらうことが可能です。（食事代は追加料金となります。）
その他の館内情報
■喫煙所・自動販売機について
伊東屋の建物内に喫煙所はありませんので近隣の喫煙スペースをご利用ください。また、自動販売機もありませんのでご注意ください。
■11階「野菜工場FARM」
11階では、土を使用しない水耕栽培で野菜を育てている「野菜工場FARM」があり、窓越しにのぞくことができます。
ここで収穫されたレタスは12階のカフェ内で提供されているそうで、伊東屋の中で”地産地消”を味わうことができます。
1階のドリンクバー「Drink」では、その日の朝にこちらで収穫された無農薬野菜も販売しているそうです。
（販売数量には限りがあり、野菜の種類も季節により異なります。）
また、10階「HandShake Lounge」内にトイレはないので、1フロア階段で上がって11階のトイレを利用することになるんですが、このフロアは一般客がほとんど利用しないフロアだったので快適に利用できました。
創業時の伊東屋の店舗模型も展示してあったので、ぜひ見つけてみてください。
■12階「CAFE Stylo」（カフェ スティロ）
すぐ上の12階には「CAFE Stylo」というカフェが入っているので直接食べに行ったり、ランチボックスのケータリングをお願いして会場内でゆったり食べることも可能です。
11階「野菜工場FARM」で収穫された野菜を使ったサラダもここで味わえます。
ちなみに、「Stylo」というのはフランス語で「ペン」を意味するそうです。
テイクアウトメニュー
▲最新版のメニューはホームページ等でご確認ください。
「編集部」より
・写真や図面よりも、実際に行ってみると天井が高くとても広く感じました。カジュアルな雰囲気での社内行事やゲストとフレンドリーにコミュニケーションを取りたいイベントなどにおすすめの会場です。（編集部 tomo）
・いつもとは違うオシャレな会議室をお探しな方はまさにぴったりのおすすめの会場です！コーヒーなどのドリンクや会議で使用する文房具も豊富なので便利でした。アクセスが良い上、ワンフロア全体を貸し切りにできる点もとても快適でした。（編集部 HB）
（当ページの情報は2023年11月利用時の情報となるため、今後変更となる可能性があります。）
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